●関節リウマチとは？

体を守る上で大切な機能である「免疫」。その免疫の異常により、「関節」に炎症をおこし、腫れ、痛みなどを伴う病気です。また、「関節」に限らず全身に症状がでてくる病気でもあります。

主なキーワードは、朝のこわばり・自己免疫疾患・滑膜の炎症・手指の付け根や指先から２番目の関節の発症　です。変形性関節症・腱鞘炎などといった他の症状とまちがえやすいため注意が必要です。

 

●関節リウマチを知る上で大切なポイント　「関節」「免疫」について

・関節とは

骨と骨とをつなげる連結（膝などの関節、頭蓋部分の縫合、下肢の可動が小さい部位など）のひとつ。端の軟骨がクッションの役割を果たし、滑膜という関節を包む膜から分泌される滑液によって、スムーズに動かすことができます。関節が動くのに大切な役割を担う滑膜。関節リウマチは、その滑膜が悪役になっているのです。

・免疫とは

私たちの体を守るためのとても大切な機能です。体外から侵入してきた細菌やウイルスなどの異物を退治してくれます。免疫の仕組みが乱れると、体外から侵入した異物に過剰に反応するアレルギーや自分自身の体の組織や成分を異物とみなして攻撃してしまう自己免疫疾患が起こります。関節リウマチはこの自己免疫疾患が主に原因となり、滑膜を悪役にして炎症をおこすのです。

 

 

 

●関節リウマチの自己診断　こちら↓

・朝のこわばりが１時間以上ある。起きた直後、動かし始めが痛い。

・身体に３か所以上症状がある。

・手の関節の腫れ。主に指の付け根、指先から２番目の関節。

・左右対称の腫れ。（両膝・両肘など）

・おしりや後頭部などのしこりなどといった皮下結節。

ひとつでも当てはまるものがあったら受診したほうがよいと言われています。

 

※リウマチの診察は、リウマチ専門医のいる「リウマチ科」「膠原病科」「整形外科」などで受けることができます。

手指の関節に関しては、牛乳パックをあけることができる？といった見方もあります。

ちなみに、医療機関では画像検査、血液検査なども行います。

 

●関節リウマチと間違えやすい症状

・変形性関節症

膝や股関節に多い。手指の先から１番目の関節に多い。ちなみに、関節リウマチは指先から２番目、指の付け根に多い。

・腱鞘炎（ばね指）

押さえる・握る・つまむ・しぼる　といった動作が痛い。

指を屈伸させるとばねのように動く（ばね指）

 

 

●関節リウマチになると？

手足の小さな関節部分から発症します。はじめは、手の指の付け根や指先から２番目の関節に出てくる。進行すると大きな関節に症状がでてきます。

腫れ、痛み。さらには、変形、動かなくなる　といった症状です。微熱、全身の疲れ、血管壁や皮膚などのコラーゲン組織の症状に至る場合もあります。

朝起きた直後に関節がこわばって動きにくい「朝のこわばり」が特徴的。

女性に多い病気で、発症のピークは３０代から４０、50代といわれています。

 

 

●関節リウマチになるとつらいこと

 

• 　重いものを運ぶ
• 　長時間歩く
• 　階段の上り下り

　初期の段階では

• 　朝、手足がこわばっている
• 　手に力が入りにくく、ふきんや雑巾を絞りにくい
• 　畳や床を歩くときに足裏が痛い

　　などで、つらくなる。

 

●関節リウマチになる原因は？

原因は完全にはわかっていません。遺伝やその他の環境により、自分の組織を白血球が敵とみなし攻撃する「自己免疫疾患」が原因のひとつと考えられています。

その「自己免疫疾患」により、リンパ球に指令を受けた破骨細胞が次々と骨を壊し、関節を包む組織のひとつである滑膜が炎症を起こします。滑膜は増殖し、まわりの骨や軟骨に食い込み、水が溜まりはじめ、関節が痛くなっていきます。ゆくゆくは、骨を変形させ、関節を固め動かなくするのです。

関節リウマチは、梅雨の時期や冷房の強い部屋などで、調子が悪くなることもあるようです。一緒に過ごす人の理解も大切ですね。

 

●関節リウマチと整体・カイロプラクティック

関節リウマチは、発症部分（痛みや腫れ、変形等）の治療では良くならないと言われてます。原因のひとつといわれる「自己免疫疾患」をふまえ、免疫力の低下を防ぐために自律神経のバランスを整えていくことが大切です。

西船橋駅前整体院では、整体・カイロプラクティックで骨盤・脊椎などのゆがみを整え、神経の流れを整えるお手伝いをしております。全身の調整をすることで、自律神経のバランスを正常にできるのです。

また、運動、姿勢、食事などといった生活習慣を改善するアドバイスは得意としております。

 

ぜひ、気になる方は西船橋駅前整体院へいらしてください♪

お待ちしております(^o^)