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産後に尾てい骨(尾骨)が痛いのはなぜ?座ると痛い原因と負担を減らす方法

産後に尾てい骨が痛いのはなぜ?座ると痛い原因と負担を減らす方法

2026/10/28

出産後、「座ると尾てい骨が当たって痛い」「立ち上がる瞬間が痛い」「長く座っていられない」といったお悩みを抱える方は少なくありません。尾てい骨の痛みは日常生活に直接影響がある症状ですので、育児中の負担をさらに大きくしてしまう症状の一つです。

尾てい骨が痛くなるのはなぜ?

この尾てい骨の痛みは、産後特有の体の変化と大きく関係しています。出産時、赤ちゃんが産道を通る際に骨盤は大きく開き、尾てい骨周辺にも圧力がかかります。その影響で、尾てい骨周辺の関節や靭帯にストレスがかかり、軽いズレや炎症が起きているケースがあります。また、出産時のいきみや体勢によっては、尾てい骨周辺に強い負担が集中することもあります。

さらに産後は、靭帯を緩めるリラキシンというホルモンの影響で骨盤全体の安定性が低下している状態です。本来であれば、座ったときの体重は坐骨(座ったときに当たる左右の骨)で支えられます。しかし、骨盤が後ろに倒れやすくなっていたり、体幹の筋肉がうまく使えていなかったりすると、体重が後方に流れて尾てい骨に直接当たりやすくなります。その結果、「座ると痛い」という状態が続いてしまうのです。

さらに、そこから立ち上がる瞬間は骨盤の動きと共に尾てい骨周辺の筋肉や靭帯にも張力がかかります。その瞬間に炎症部位が痛むといったことも良くある症状です。

また、授乳や抱っこによる姿勢の崩れも痛みが長引く原因にもなります。赤ちゃんを抱える姿勢はどうしても前かがみになりやすく、骨盤は後傾しやすくなります。この状態で長時間座っていると、尾てい骨への圧迫が強くなり、痛みが長引く原因にもなります。

尾てい骨が痛い時の対処法

では、このような尾てい骨の痛みはどのように対処していけばよいのでしょうか。

 

まず大切なのは、「尾てい骨に当てない座り方」を身につけることです。椅子に座る際は、背中を丸めて座るのではなく、坐骨で座る意識を持つことがポイントになります。お尻の下に手を入れて左右の硬い骨(坐骨)を確認し、その上に体重を乗せるように座ると、尾てい骨への負担を軽減することができます。

 

また、クッションやタオルを活用するのも有効です。ドーナツ型のクッションや、尾てい骨部分が当たらないように少し高さを調整することで、痛みを和らげることができます。ただし、柔らかすぎるクッションは逆に姿勢を崩しやすくなるため、適度な硬さのものを選ぶことが大切です。

 

さらに重要なのが、体幹の安定性を取り戻すことです。産後は腹筋群や骨盤底筋の働きが低下しやすく、骨盤を支える力が弱くなっています。その結果、座ったときに骨盤が後ろに倒れやすくなり、尾てい骨に負担がかかります。呼吸を使ったエクササイズや、骨盤底筋を軽く使う感覚を取り戻すことで、座ったときの安定感は大きく変わります。

骨盤底筋は尾てい骨にも付着しているため、うまく働くことで骨盤の下から支える力が生まれ、尾てい骨への負担軽減につながります。

骨盤底筋トレーニング

産後の骨盤底筋トレーニングは、呼吸と一緒に使っていく練習が効果的です。息をはく時に軽く腹圧がかかり骨盤底筋が使われる感覚をつかみましょう。

  1. 仰向けで寝て膝を立てる
  2. 腰の隙間をなくすように骨盤を軽く後傾にする
  3. 息をはきながら骨盤底筋を軽く引き上げる(イメージでOK)
  4. ゆっくりと元に戻す

慣れてきたら立った状態でやってみましょう。日常動作で使う感覚をつかみやすいですし、横にならなくても出来るので日常生活のどのシーンにも取り入れやすくなります。

  1. 足は自然に開く(閉じすぎず開きすぎず)
  2. 息をはきながら骨盤底筋を軽く引き上げる(イメージでOK)
  3. ゆっくりと元に戻す

強くお尻やお腹に力を入れると、大きな筋肉が力を発揮してしまうので、あくまで吐く呼吸と同時に骨盤底筋も軽く使われている感覚で行いましょう。

日常生活で骨盤底筋を使えるようにする

最終的な目標は日常生活で骨盤底筋を使えるようにし、体の土台を安定させることです。

椅子に座った状態で背筋を軽く伸ばし、息を吐くタイミングで骨盤底筋をじんわり引き上げるような意識を持つだけでも、骨盤の位置が安定しやすくなります。強く締める必要はなく、「下から支える感覚」を意識することがポイントです。

また、股関節やお尻の筋肉をうまく使えるようにすることも大切です。立ち上がるときや座るときに、膝だけで動くのではなく、お尻を使って動く意識を持つことで、自然と骨盤底筋含めたインナーユニットが働き、骨盤全体の安定性が高まり尾てい骨への負担も軽減されます。

放置せず早めの対処を

産後の尾てい骨の痛みは、時間の経過とともに自然に軽減していくケースもありますが、姿勢や体の使い方のクセが残っていると、長引いたり慢性化してしまうこともあります。また、無意識にかばうことで腰痛や股関節痛につながることもあるため、早めの対処が大切です。

「産後だから仕方ない」と我慢するのではなく、体の使い方を少し見直すだけでも痛みや負担は大きく変わってきます。

尾てい骨の痛みは、骨盤の状態や体幹の使い方を見直すサインでもあります。無理のない範囲で整えていくことで、育児中の負担を少しでも軽くしていきましょう。

尾てい骨の痛みが気になる方、その他産後のお悩みや歪みの改善など、ご相談はお気軽に西船橋駅前整体院へ。

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西船橋駅前整体院
〒273-0025
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