坐骨神経痛とはどのような症状?原因や整体で改善するのかも解説
2024/08/13
お尻から脚にかけて電気が走ったような痛みやしびれは、坐骨神経痛の可能性があります。
長時間立つのがつらかったり、お尻の痛みが強くて座っているのも困難になったりすることも。
今回は、坐骨神経痛の症状や原因を詳しく解説します。
坐骨神経痛は整体で改善できるのかについても扱うので、ぜひ参考にしてください。
坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛の症状はお尻や足に起こるもので、人によってさまざまな表現があります。
- ビリビリ
- ピリピリ
- チクチク
- ジンジン
- ズキズキ
- シクシク
このようなしびれや痛みがある方は、坐骨神経痛を疑ってみるとよいでしょう。
- お尻から下肢にかけて痛みがある
- 長い時間立っているのがつらい
- 腰を反らすと、下肢に痛みやしびれを感じることがある
- お尻の痛みが強く、座り続けるのが難しい
- 歩くと下肢に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩けるようになる
- 体をかがめると痛みが強くなる
このような状態に1つでも当てはまる場合は、坐骨神経痛かもしれません。
そもそも坐骨神経とは、坐骨を通ってお尻の筋肉である梨状筋を抜け、足へ向かう末梢神経のひとつです。
下半身を自由に動かせたり、バランスよく歩いたりできるのは、坐骨神経がしっかり働いているためです。
坐骨神経はお尻と太ももの裏を通り、膝裏で枝分かれして、下腿外側寄り・足の甲・指の筋肉の感覚を支配している長い神経のため、症状がお尻や足までおよびます。
坐骨神経痛が起こる原因4つ!
坐骨神経は太くて長いため、どの部位でどのように障害されるかによって、坐骨神経痛の原因や診断が異なります。
腰の下の方にある「第1腰椎」付近からは、脊髄が馬のしっぽのような神経の束になって出ている「馬尾(ばび)」のあたりや、脊髄神経が通る一部分などが障害されることで、坐骨神経痛の症状が出るケースが多いです。
圧迫や炎症が原因となるケースでは、腰椎の疾患が挙げられますが、坐骨神経痛に似たような症状を引き起こすものでも、原因が腰椎・骨盤にない場合もあるため、正確に診断するためには、整形外科の受診も視野に入れておきましょう。
ここからは、代表的な坐骨神経痛の原因について紹介していきます。
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
腰部脊柱管狭窄症は、50歳以上の中高年齢者に多くみられる坐骨神経痛の原因です。
背骨の中央にある脊髄の通り道である脊柱管が何らかの原因で狭くなってしまうことを、脊柱管狭窄といいます。
脊柱管が狭くなることで、その中にある脊髄や脊髄から枝分かれした神経が障害されてしまって、坐骨神経痛の症状が表れることがあります。
腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんへるにあ)
腰椎椎間板ヘルニアは、20代~30代に多くみられる坐骨神経痛の原因の1つです。
脊椎は椎骨という小さい骨と、クッション材である椎間板が交互に積み重なってできています。
クッション材である椎間板にはゼリー状の部分があるため、柔軟に体を動かせます。
しかし椎間板が外にはみ出してしまうと、体の柔軟な動きが損なわれ、結果的に坐骨神経痛の症状をともなうことがあるのです。
腰椎分離すべり症
腰椎分離すべり症とは、背骨の本体である「椎体」と、後ろ側で関節を構成している「椎弓」が分離してしまった状態が放置された結果、分離した部分の腰椎の安定性が失われ、上下の骨にずれ(すべり)が生じた状態です。
姿勢を支える土台の部分である腰椎と骨盤部分は、5つの腰椎と仙骨で自然なカーブ状になり、安定性が保たれています。
しかし腰椎の関節を構成している付近(椎間関節の椎弓の一部)が分離して安定性が失われると、腰椎がすべってしまい、坐骨神経痛の症状が生じてしまいます。
梨状筋症候群
梨状筋症候群とは、坐骨神経が骨盤出口部で、何らかの原因によって梨状筋の圧迫や刺激を受け、痛みが起きている状態です。
梨状筋は骨盤を構成する仙骨と大腿骨を結ぶ筋肉で、股関節を動かす働きをしています。
梨状筋の下を坐骨神経が通る時に、梨状筋が過度に緊張して神経をしめつけてしまい、坐骨神経痛の症状が起こります。
坐骨神経痛は整体でも改善する?
整体によって筋肉を緩め、身体のゆがみを調整することで、坐骨神経痛による痛みやしびれが楽になっていくことがあります。
日常的な姿勢の悪さや身体の間違った使い方を改善することで、坐骨神経痛を起こしにくい身体に近づくのも可能です。
痛みやしびれを放置していると、どんどん症状が悪化することもあるため、早めの対処が大切です。
坐骨神経痛によるしびれや痛みは西船橋駅前整体院へ!
坐骨神経痛は、お尻から足にかけての痛みやしびれなどの症状のこと。
原因は腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離すべり症、梨状筋症候群などさまざまです。
坐骨神経痛は放置すると、症状が悪化することもあるため、早めの対処が大切です。
当院での施術や日常生活での姿勢改善など、自分に合った方法で坐骨神経痛を改善・予防しましょう。
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