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【四十肩・五十肩セルフチェック】症状の経過や痛みを緩和する方法も紹介

【四十肩・五十肩セルフチェック】症状の経過や痛みを緩和する方法も紹介

2024/06/19

突然肩に痛みが走り、腕が上がらない、肩の痛みで眠れないといった症状がある場合、四十肩・五十肩の可能性を疑いましょう。

 

今回は、四十肩・五十肩の症状や経過、痛みを緩和する方法を紹介します。

四十肩・五十肩とは?

四十肩や五十肩とは、肩関節の周りに炎症が起こり、スムーズに動かなくなる「肩関節周囲炎」と呼ばれるものです。

 

腕が上がらず回らない、夜も眠れないといった強い症状が出る場合を、「癒着性肩関節包炎」と呼びます。

 

40代で発症すれば四十肩、50代で発症すれば五十肩と呼ぶため、原因や症状、経過に違いはありません。

原因

四十肩・五十肩の原因は、いまだはっきりとはわかっていません。

 

加齢にともなう肩関節や筋肉のこわばり、小さなケガがきっかけで発症することがあります。

 

また、姿勢の悪さや運動不足、ホルモンバランスの乱れが関わっているといわれています。

初期症状

四十肩・五十肩の初期症状は、腕を上げたり肩を回したりしたときの肩の痛みです。

 

症状が進行すると安静にしていても痛みが出ることも。

経過

四十肩・五十肩は、以下の経過をたどります。

 

  • 急激な痛みが出る急性期
  • 痛みは弱まるものの、腕が持ち上がらない慢性期
  • 次第に痛みが改善する回復期

 

基本的には、治るまでには半年から1年半かかるといわれています。

四十肩・五十肩セルフチェック

四十肩・五十肩のセルフチェックのポイントは、以下のとおりです。

 

  • 腕を上げると肩が痛い
  • 痛みがあり腕を上げられない・肩を回せない
  • 寝ているときに肩が痛む、痛みで目が覚める
  • 起きたときに肩が痛い
  • 肩の痛みで反対側の肩や背中、おへそをさわれない
  • 服を着替えるのがつらい

 

1つでも当てはまれば、四十肩・五十肩の可能性があります。

四十肩・五十肩を和らげる方法

四十肩・五十肩を和らげるには、症状の経過に合わせて対処法を変えることが大切です。

すべての時期

すべての時期に効果的なのが、温熱療法と痛み止めの使用です。

体を温める

お風呂に浸かったり、カイロなどを使用したりして患部を温めることで、四十肩・五十肩の痛みが和らぎやすくなります。

 

カイロを使用する際は、低温やけどに注意してください。

痛み止めを使用する

消炎・鎮痛効果のある成分が配合された市販の貼り薬や塗り薬で、痛みを軽減できます。

 

四十肩・五十肩には温感タイプがおすすめ。

 

痛みがひどいときは、市販の鎮痛薬を飲んでも問題ありません。

急性期

比較的強い痛みのある急性期は、安静にして痛みの軽減に努めます。

 

ストレッチや運動を避け、体をしっかり休めましょう。

慢性期・回復期

慢性期や回復期は、肩の可動域を改善するために、無理のない範囲で肩を動かす運動やストレッチが効果的です。

振り子体操をおこなう

慢性期以降のリハビリに効果的な振り子体操のやり方は、以下のとおりです。

画像引用:アリナミン

 

  1. 痛みがないほうの手をテーブルなどにつく
  2. 痛むほうの腕は力を抜いて、振り子のように肩からぶら下がっているような状態にする
  3. ぶら下げた腕を、床に向かって円を描くように回す

 

回復度合いによっては、ダンベルやリストバンド式のおもりを用いることも。

肩甲骨を動かす

以下の順序で肩甲骨を動かし、血流を改善しましょう。

 

  1. 椅子に座って姿勢を正し、両手を体側にだらんと垂らす
  2. 背骨を動かさないようにし、肩をゆっくりと上げる
  3. 肩を耳のほうへ近づけるイメージで首をすくめる
  4. 背骨は動かさずに肩を下げる
  5. 1~4を5〜10回くり返す

 

肩の痛みで眠れないときにおすすめの寝方

肩の痛みがつらくて眠れないときは、以下に紹介する寝方がおすすめです。

  1. 大きめ・厚めのタオルを2枚用意する
  2. 仰向けになり、痛みのある肩の位置にタオルを置く
  3. 横になったときに痛みのある肩が内巻きになるようにタオルの位置を合わせる
  4. もう1枚のタオルをお腹の上に置き、痛みがあるほうの腕で抱き込む

 

痛みがないほうの肩を下にして横向きで眠ることも可能ですが、ずっと同じ姿勢で寝返りがうてず、体の痛みが出てしまうことも。

 

横向きの寝方だけでなく、ここで紹介した寝方も併用すれば、体のつらさを半減できるでしょう。

 

痛みの原因が四十肩・五十肩ではないことも

急激に痛みが発生し、症状が持続する場合、四十肩・五十肩ではなく、「肩峰下インピンジメント症候群」かもしれません。

肩峰下インピンジメント症候群では、腕を上げたときに関節がひっかかったり、ぶつかったりして痛みがあります。

 

また、四十肩・五十肩と同じく、夜間痛をともないます。

 

痛みを感じる位置からさらに上に腕を上げきると、痛みがなくなるのが特徴です。

 

四十肩・ 五十肩の痛みと似ているため、四十肩・五十肩と思っていたら肩峰下インピンジメント症候群だったケースが少なくありません。

 

自分の肩の痛みが何なのかわからない場合は、1度病院で検査してもらいましょう。

肩の痛みは四十肩・五十肩以外にもある!自己判断せず専門家の指示を仰ぐべき

四十肩・五十肩は3つの病気をたどり、時間をかけて寛解します。

 

また、「四十肩・五十肩だと思っていたら、ほかの病気だった」というケースも多くあるため、自己判断せず専門家の指示を仰ぎましょう。

 

西船橋駅前整体院では、肩周りの筋肉をほぐしつつも、胸郭、胸椎などのバランスを整え、正しい肩の動きを取り戻すことで、肩の痛みの改善へと導きます。

 

肩の痛みに悩んでいる方は、ぜひ一度お越しください。

 

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西船橋駅前整体院
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