肩こりに関わっている筋肉はどこ?つらい症状を緩和するセルフケアも紹介
2025/03/28
肩こりは、多くの人が悩んでいる症状です。
肩こりに関わる筋肉やコリが生まれる原因、対処法について正しい知識をもつことで、つらい症状から解放されるきっかけになるでしょう。
今回は、肩こりに関わっている主要な筋肉の機能と役割についてくわしく解説します。
自宅でできるセルフケアについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
肩こりに関わっている筋肉はどこ?
肩こりには、さまざまな筋肉の緊張やこわばりが関わっています。
負担がかかって筋肉が硬くこわばると、血管を圧迫して、血行不良を招きます。
すると、疲労物質が蓄積し、神経を刺激するため、こわばりやだるさといった肩こりを引き起こすのです。
ここからは、肩こりに関わっている筋肉の機能や役割について解説します。
僧帽筋(そうぼうきん)
首から背中にかけて広がる大きな筋肉で、肩こりに最も関わっています。
上部・中部・下部の3つの部分に分かれており、肩甲骨の動きを助ける筋肉です。
肩をすくめたときに痛みがある場合、僧帽筋が凝っているかもしれません。
肩甲挙筋(けんこうきょきん)
首と肩甲骨をつなぐ筋肉で、僧帽筋と同じく、肩をすくめる動きに関わっています。
首筋下から肩にかけて痛みやコリを感じる場合、肩甲挙筋がこわばっているかもしれません。
菱形筋(りょうけいきん)
背中の上部に位置し、肩甲骨の引き寄せに関わっている筋肉です。
菱形筋が緊張すると、肩甲骨の動きが悪くなるため、肩こりの原因になります。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
耳の後ろから鎖骨に向かって斜めに伸びる筋肉です。
首を曲げたり、回したりする動きを担当しています。
首を前に傾ける動作がつらい場合には、胸鎖乳突筋が凝っている可能性があります。
頭板状筋(とうばんじょうきん)
首の後方にある筋肉で、首を伸ばすときに使います。
首を後ろにそらすと痛みが出るときに、頭板状筋の凝りを疑ってみましょう。
肩こりに関わっている筋肉がこわばる原因
肩こりに関わっている筋肉がこわばる原因は、日常生活に潜んでいます。
ここからは、原因をそれぞれ紹介します。
同じ姿勢を続ける
長時間同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉に負担をかけてしまいます。
デスクワークやスマホの使用で、首が前に出た姿勢になると、頭の重みで筋肉がこわばり、肩こりを引き起こします。
運動をしない
運動不足だと、筋肉の緊張状態が続いて血行不良を招くため、肩こりが起こりやすくなります。
やりすぎは禁物ですが、適度な運動で身体をほぐすことが大切です。
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっていると、自律神経が乱れて、筋肉の緊張や血行不良を招きます。
その状態が長く続くことで、肩こりが慢性化してしまうのです。
身体が歪んでいる
身体の歪みも、肩こりを引き起こす原因です。
たとえば、骨盤が前傾すると背中が丸まり、肩が前に突き出る傾向があります。
この姿勢では、肩周りの筋肉に不自然な負担がかかるため、肩こりが悪化するのです。
肩こりを緩和するセルフケア
肩こりは、日々のセルフケアで症状を和らげることが可能です。
ここからは、今日からできる対処法を紹介します。
マッサージ
セルフマッサージは、肩こりを緩和する効果的な方法の1つです。
緊張した筋肉をほぐし、血行を促進することで肩こりの症状を和らげます。
セルフマッサージの基本は、肩や首の筋肉を優しくほぐすこと。
リラックスした状態で、次のステップでマッサージしてみましょう。
- 肩の上部から首にかけて、親指で円を描くように軽く押す
- 肩甲骨の周りを指の腹でゆっくりと押しながら移動させる
- 首の後ろから耳の後ろにかけて、指先でやさしくマッサージする
このステップを1日2〜3回、各部位5分程度おこなうとよいでしょう。
ただし、強い痛みがある場合や、マッサージ後に症状が悪化する場合は、専門家に相談することをおすすめします。
温熱療法
患部を温めることで、血行が促進されて、筋肉の緊張がほぐれます。
ホットパックやカイロを使って、心地よい温かさで15分~20分患部を温めます。
ゆっくり入浴することも効果的です。
ただし、炎症や腫れがある場合は、患部を温めると悪化する可能性もあるため、注意してください。
ストレッチ
ストレッチをおこなうことで、肩こりの改善が期待できます。
ここでは、肩こりに大きく関わっている僧帽筋のストレッチを紹介します。
以下の手順で、首横と首の前後をストレッチしましょう。
- 右手を頭の上に置く
- 足を肩幅に広げて立ち、首を右に傾ける
- 左腕は下に伸ばす
- 15秒ほど維持し、左右交互におこなう
- 両手を頭の後ろに添える
- ゆっくりと首を前に傾け、15秒キープして元に戻す
- 顎を挙げるようにしながら、首を後ろに倒して15秒キープする
僧帽筋は、頭や首、肩を支える重要な筋肉で、頻繁に使われるため、疲労や緊張が起こりやすいです。
痛みを感じない範囲でストレッチをおこないましょう。
肩こりを根本解決したいなら西船橋駅前整体院へ!
肩こりには、さまざまな筋肉の緊張やコリが関わっています。
筋肉の緊張状態が続くことで、血行不良を招き、不快な症状が現れます。
筋肉の緊張には、身体の歪みが関わっているケースも多いです。
筋肉をほぐすだけでは症状の改善は一時的なものになってしまうことも。
西船橋駅前整体院では、筋肉のコリをほぐすことに加えて、身体の歪みにアプローチした施術をおこなっています。
肩こりの根本改善を目指したい方は、ぜひ一度当院にお越しください。
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西船橋駅前整体院
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