靴底の減り方で分かる歩き方のクセ
2023/09/01
足を前に出した時に地面でかかとをこすってしまうクセはありませんか?
ちゃんと歩けているつもりでも、意外とそのバランスが崩れてしまっていることもあります。
靴底の減り方で、歩き方のクセが分かります。
歩き方のクセには、股関節や足首の関節が大きく関係しています。
股関節は、足を前に出す屈曲、後ろに引く伸展と、外側に開く外転、内側に閉じる内転に加えて、足の付け根を外にひねる外旋と内側にひねる内旋といった6種類の動きをします。
この動きの中で歩き方のクセとして出やすいのが、外旋と内旋の動きです。
股関節に外旋のクセがある場合は、足の付け根から外向きにねじれているわけですから、足を前に出した時にかかとの外側が地面にこすれることになります。
逆に内旋するクセがある股関節の場合は、足の付け根から内向きになっているので歩いた時にはかかとの内側が地面と接します。
足首の関節は、下腿の骨である脛骨・腓骨とその下にある距骨で構成されているので距腿関節とも言い、つま先を上げる背屈とつま先を下ろす底屈、足の裏が内側を向く内反と足の裏が外側を向く外反の4種類の動きをします。
内反や外反という単語は聞き慣れないかもしれませんが、足首の捻挫で多いのは内反捻挫ですし、つま先の細い靴を履いているとなりやすい外反母趾などは耳にしたことがあると思います。
足首に内反や外反のクセがあると歩き方にも影響が出てきます。
内反するクセのある足首の場合、足の裏が内側を向いてしまうので歩く時に地面とこすれるのはかかとの外側です。
外反の場合はその逆で、足の裏が外側を向いているため足を前に出した時に地面と接するのは足の内側になります。
靴底を見てみると、内側と外側ですり減り方が違っているかもしれません。
歩き方のクセが分かるということは、自分の体の状態を知る第一歩になると思います。
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