こんにちは。

西船橋駅前整体院の稲吉です。

 

「肩こり」の定義をご存知ですか？

肩こりは、「人に揉んでもらうと気持ちいい」ことが定義のひとつとして挙げられます。

逆に、揉まれてくすぐったいと感じる場合は肩こりではないと言えるかもしれませんね。

 

肩が凝る原因は様々ですが、仕事でパソコンを使うことが多かったり長時間スマホを見ている姿勢が肩こりの理由になっている場合もあると思います。

また、肩だけでなく背中や首まで凝ってしまったり、筋肉の緊張からくる頭痛を伴うこともあります。

 

もうずっと長い間、何年間も肩こりがつらいという方も多いのではないでしょうか。

肩こりが理由で整体に通われている方も、非常にたくさんいらっしゃいます。

 

肩こりの身体を整体的に見ていくと、頸椎の生理的弯曲の異常、僧帽筋や肩甲挙筋などの首の後ろ側の筋肉の緊張などが特徴としてあります。

特に頸椎は、前弯の減少がみられることが多いようです。

人間の頭は体重の10分の1の重さがあると言われていますので、首の前カーブが減少することで頭が前に出てしまい姿勢を保つために力が入って、筋肉の緊張状態が続いてしまうと考えられます。

他にも、左右の肩の高さに違いが出ることもあります。

 

では、どう解消すればいいのでしょう？

一番はその原因となる姿勢や生活習慣を改善することだと思いますが、それにはそれなりの時間が必要です。

整体にまめに通いたいけど忙しくて難しいという方もいると思います。

 

そこで、今回は肩こりの代表的な筋肉である僧帽筋の緊張を自分で緩める方法を紹介します。

やり方はとても簡単。

両肩に思い切りすくめて5秒キープ。その後ですとんと肩を下ろすだけ。

これを3回繰り返し行なってみて下さい。

肩こりに効果がある動きはたくさんありますが、仕事の合間に試していただきやすいですし、特に僧帽筋の緊張が強い肩こりにオススメです。

5秒間力を入れ続けることで、肩を下ろした時には勝手に力が抜けてくれます。

 

有名で非常に簡単な動きなので、すでに生活に取り入れている方もいらっしゃるかもしれません。

では、なぜこの動きが肩こりに効くのか少し考えてみましょう。

肩をすくめた姿勢は凝りやすい僧帽筋が付着している両端である頭や首、背骨などと肩の先の距離が近付くことで筋肉を緩みやすくします。

また、頭が前に出たままでは肩がすくめにくいので、この動きを行なうために最も楽な頭の位置を探してみて下さい。それが本来の自然な頭の位置と言えるでしょう。

さらに、肩を動かすことで血流が良くなるといった効果も望めそうですね。

 

当整体院では、これ以外にも肩こりに効果のある体操やストレッチを肩の凝り方に合わせて紹介しています。

自分に合った方法を見付けたい方はぜひご来院下さい。

 

もちろん、整体による全身の骨格調整や筋肉の緩和操作を行なうことも有効です。

整体の施術と自分で出来る体操やストレッチを組み合わせて、つらい肩こりを良くしていきましょう！