テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の症状と対処法
2018/12/15
こんにちは!西船橋駅前整体院の安藤です(^^)
何かの拍子に急に痛み出す『肘』
上肢は身体の中でもよく使う部分でもありますので、完治までに時間がかかってしまうのがテニス肘の特徴です。
テニス肘はテニスのバックハンドの動きで痛みが発症することが多いことから「テニス肘」と呼ばれていますが、実際はテニスだけでなく他の腕を使うスポーツや重い物を持ったり手をよく使う作業をする方にも発症します。
なかでも30~50歳代の女性に多いとされています。
主に手関節・手指伸筋群の使いすぎにより筋腱に炎症が起きて痛みが起こります。
手関節・手指伸筋群ともに付着部が上腕骨の外側上顆にあることから筋腱に炎症が起こると肘の外側(親指側)に痛みを感じます。
【テニス肘の症状】
1,肘外側の圧痛
雑巾を絞る、重い荷物を持ち上げる、テニスのバックハンドなど肘関節伸展・前腕回内・手関節背屈となった時に伸筋群が使われ痛みを感じます。
2、握力低下
伸筋群に炎症が起こると屈曲動作にも影響がでてきます。炎症の起きている指の握力の低下がみられます。
【テニス肘の対処法】
通常、保存療法で6ヶ月以内には軽快してきます。
悪化させたり長引かせたりしないために日常生活での意識はとても大切です。
1、患部の安静
痛みが落ち着くまでは安静が大切です。患部側の腕は極力使わないように心掛けましょう。
2、患部に負担をかける動作を避けましょう。
日常生活のちょっとした動きで負担を軽減することが可能です。
・重い物を持つときは手掌を上に向けて持つ
×のように手の平を下にして持つことで伸筋群が使われ負担をかけてしまいます。〇のように手の平を上にし手首を安定させながら持つように心掛けましょう。
・コップなどを持つときも手掌を上に向けて持つ
コップやペットボトルなども同じく下向きで持つと手首の伸筋に負担がかかります。〇のように手の平に乗せて持ちましょう。
・雑巾を絞る時はシンクの底に押しつけて水気を切る
絞るという動作も伸筋群の腱に負担がかかる動作です。シンクの底に雑巾を置き、拳で押しながら水気を切るようにしましょう。
3、テニス肘バンドの装着
上肢は使用頻度の高い部位です。テニス肘バンドを装着して伸筋群の付着部にかかる負荷を軽減するのも有効です。
【ストレッチ】
炎症が治まってきたらストレッチを少しずつ取り入れて機能改善をしていきましょう。
よく腕を使う方はテニス肘の予防として行うと良いでしょう。
ストレッチの強さは痛気持ちいぐらいとよく言われますがテニス肘の場合にはもう少し弱めに。
痛みの出ない強さでストレッチさせましょう。
肘の痛い場所より少し指よりの部位をおさえてのストレッチも痛みなく筋肉をのばせるので有効です。
当院ではテニス肘も扱っておりますので肘の痛みでお困りの方、
施術だけでなく対処法もしっかりとアドバイスいたしますので是非ご来院ください。
電話番号 047-432-2170
住所 〒273-0025 千葉県船橋市印内町584-1 中島ビル5F
営業時間 平日 10:00~21:00 土・日・祝日 10:00~20:00
定休日 年中無休
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西船橋駅前整体院
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