今回は避けては通れない「更年期」について書いていきます。

更年期とは閉経する前後１０年のことを言います。（男性にも更年期はありますが、今回は女性の更年期についてお話します。）

この時期は急激に女性ホルモンエストロゲンが減少しホルモンバランスが乱れます。それによる体調の変化のことを更年期障害といいます。

 

症状は身体面と精神面の両方で起こり、

身体面では、のぼせや顔のほてり（ホットフラッシュ）、異常な発汗、頭痛、めまい、動機、息切れ、倦怠感、関節痛、耳鳴り、しびれ、腰痛肩こりなど…

精神面では、気分の落ち込みや意欲低下、イライラや不安、うつ症状、不眠などがあります。

 

 

 

これがすべて現れるわけではなく、それぞれ症状も程度も個人差があります。まったく感じずに更年期を終える方もいますし、生活に支障がでるほど重い方もいます。

発症する年齢は個人差がありますが、一般的に４５歳～５５歳の１０年間。±５年程度のことが多いです。

 

できれば更年期は症状を抑えて快適に過ごしたいですよね。

 

症状や程度の差の原因はもともとのホルモンバランスの影響もありますし、ストレスや生活環境からの影響もあります。

更年期の時期は仕事や子育ての変化、親の介護など生活の変化が重なる時期でもあり、そのストレスが症状を重くしてしまう要因にもなっています。

 

 

更年期障害の症状を緩和するためには、急激に変化するホルモンバランスを穏やかに整えることや症状を重くしてしまうストレスをなるべく溜め込まないことが大切になります。

それには家族や身近な人の理解もとても重要で、それがストレス緩和の第一歩にもなります。

 

また、骨盤調整というと産後のイメージですが、実は更年期障害の緩和にも役立ちます。

骨盤の歪みを整え骨盤リズムを正常に整えることでホルモンバランスの乱れを最小限に抑える効果があります。

ホルモンバランスのコントロールは子宮単体で行っているわけではなく視床下部からの司令により卵巣から分泌されます。視床下部は女性モルモンだけでなく様々なホルモン分泌や

自律神経をコントロールする部分です。視床下部から全身に司令を届けるために姿勢を改善し血液やリンパの流れをよくすることでこのような身体の機能が正常に行えるようになると共に

自己治癒力も向上し不調が改善しやすくなります。

 

 

更年期の方だけではなくこれから更年期を迎える方にも予防として全身調整や骨盤調整はとても効果的な方法です。

気になる方はいつでもお気軽にご相談ください(^^)

 

 

西船橋駅前整体院　安藤