整体を受けたあとに「今夜から明日にかけてだるさが出るかもしれません」と整体師から言われた経験はありませんか？

 

これは、身体がよくなるためのプロセスで「好転反応」と呼ばれます。

本記事では、好転反応の症状や現れる期間、対処法について詳しく解説します。

 

好転反応は、一時的な不調を経て身体が改善していく現象です。

 

「整体に行ったのに症状が悪化した」と慌てないで済むために、好転反応について知っておきましょう。

そもそも好転反応とは？

好転反応とは、身体が正常な状態に向かう過程で一時的に現れる不快な症状のことです。

 

体内に蓄積された老廃物が排出されたり、血液やリンパの流れが改善されたりすることで起こります。

 

好転反応が発生するメカニズムは、以下のとおりです。

 

1. 整体によって身体のバランスが整えられ、血液やリンパの流れが改善する
2. これまで滞っていた老廃物が一気に動き出し、体外に排出されようとする
3. この過程で、一時的に体調不良のような症状が現れる

 

好転反応は、身体が自然治癒力を発揮している証拠であり、よい状態に向かう過程の一部と考えられています。

 

ただし、症状が長引く場合や激しい場合は、医療機関に相談することが大切です。

好転反応の症状やみられる期間

好転反応で表れる症状には、以下に挙げるようにさまざまなものがあります。

 

• 倦怠感
• 軽度の発熱
• 施術部位の痛み
• 眠気
• ぼうっとする

 

これらの症状は、一般的に2日〜3日程度で落ち着きますが、個人差がみられます。

 

好転反応の初期段階では、症状が最も強く現れる場合があります。

 

しかし、多くの場合、時間の経過とともに徐々に和らいでいくので、安心してくださいね。

 

通常、1日目に最も強い症状を感じ、2日目には少し落ち着き、3日目にはいつもの状態に戻るというパターンを辿ります。

 

この期間中は、十分な休息をとり、水分を適切に補給することが大切です。

 

無理な運動や過度の活動は避け、体を休める時間を確保しましょう。

 

1週間以上症状が長引いたり、激しくなったりする場合は、医療機関に相談しましょう。

好転反応がみられたときの対処法

整体を受けたあと、身体はよりよい状態へと変わろうとしています。

 

その過程とはいえ、好転反応を早く乗り越えたいと思うもの。

 

ここからは、好転反応への対処法について解説します。

十分な休息をとる

好転反応がみられる間は、安静にして休息を十分にとることが大切です。

 

身体が変化のプロセスを経ている間、十分な休養をとることで、より効果的に回復できます。

 

特に整体を受けた直後は、激しい運動や無理な活動を避け、体を休める時間を設けましょう。

 

睡眠中は身体の修復が進むため、十分な睡眠をとることも大切です。

 

ただしだるいからと1日中寝ているよりも、軽い散歩など適度な活動を取り入れることで、血行を促進して回復につながりますよ。

適切な水分摂取

好転反応が出ているときは、いつも以上に水分の摂取を意識しましょう。

 

水分は体内の老廃物を排出し、新陳代謝を促進する役割を果たします。

 

そのため、十分な水分を摂取することで、好転反応の症状を和らげ、回復を早めることにつながります。

 

1日2Lを目安に摂取しましょう。

 

ただし、一度に大量の水を飲むのではなく、少量ずつ頻繁に摂取することが大切です。

 

カフェインやアルコールは利尿作用があるため、控えめにしましょう。

 

体調に合わせてスポーツドリンクなどの電解質補給も考慮するのもおすすめです。

 

適切な水分摂取を心がけることで、好転反応をスムーズに乗り越えられますよ。

軽いストレッチ

軽いストレッチをおこなうことも効果的です。

 

体全体の筋肉をゆっくりと伸ばすことで筋肉の緊張を解き、血行をよくしてくれますよ。

 

整体を受けた部位を中心に、無理のない範囲でストレッチをおこないましょう。

 

ただし、激しい運動は避け、体調に合わせておこなうことが大切です。

 

痛みを感じる場合はすぐに中止し、無理をしないようにしましょう。

身体を温める

身体を温めることで、血行が促進されて代謝が活発になり、老廃物の排出が促進されます。

 

これにより、好転反応の症状を和らげ、回復が早まります。

 

38度〜40度のぬるめのお湯に10分〜15分浸かることで、身体全体がぽかぽかと温かくなってくるでしょう。

 

熱すぎるお湯は逆効果になる可能性があるので、注意しましょう。

 

カイロや湯たんぽを使用して局所的に温めるのもよいでしょう。

 

整体を受けた部位や痛みを感じる箇所を中心に温めると効果的です。

 

温めることで筋肉の緊張がほぐれ、痛みや不快感が和らぐことが期待できます。

 

ただし発熱や炎症がある場合は、温めることで症状が悪化する可能性があるので、冷やす方が適していることも。

 

自分の体調をよく観察し、適切な方法を選択してください。

効果を実感できる整体を受けるなら西船橋駅前整体院へ！

整体後にだるさなどを感じるのは、血液やリンパの流れの改善による好転反応かもしれません。

 

2日～3日で治まる方が多いため、この記事で紹介した対処法で様子をみてください。

 

症状が長く続くようなら、専門家のアドバイスをもらいましょう。

 

西船橋駅前整体院では、施術中や前後にその方の身体の状態に合ったアドバイスをおこなっています。

 

不安なことは何でもご相談くださいね。