多裂筋が原因の腰痛について
2020/12/05
こんにちは!西船橋駅前整体院の安藤です(^^)/
腰痛は国民の約80%は経験したことがあるというほど一般的なもので、もはや国民病と呼ばれるほどです。
腰痛には大きく特異性腰痛と非特異性腰痛があり、特異性腰痛というのはレントゲンなど画像検査で原因が特定できるもの、非特異性腰痛というのはそれ以外の特定できないものすべてになります。
腰痛の方の約85%が非特異性腰痛、原因がはっきりしている特異性腰痛の方は約15%ほどになります。ほとんどの方が原因がはっきりとしない腰痛に悩まされているということになります。
今回は非特異性腰痛の中でも比較的多い「筋・筋膜」が原因となっている腰痛。その中でも比較的小さくあまり知られていない「多裂筋」由来の腰痛について書いていきたいと思います。
多裂筋はインナーマッスルの一つです。
インナーマッスルとは体幹を支える深層部の筋肉で、大きく動作をする時にメインで働く筋肉ではなく、その動きを安定させるために働く筋肉です。
どんな動作をする時でもまず動き出しは体幹を固めてから動き出しますし、何か動作をしない静止時でも静止するために働いています。
位置としてはアウターマッスルである脊柱起立筋群の深部にあります。脊柱起立筋は大きな筋肉で脊柱全体を伸展させる働きがありますが、その深層部にある多裂筋は脊柱の椎体ひとつひとつに小さな筋肉が付いているので椎体それぞれに対して働いています。椎体の配列を維持・安定させているとも言えます。
脊柱起立筋群が背中部分で発達し腰の部分では胸腰筋膜となっているのに対し、多裂筋は背中部分よりも腰の部分でより筋肉が発達し腰仙部を支えています。
ですので、多裂筋由来の腰痛では腰の下部中央が痛むことが比較的多くなります。
日常生活での動作や姿勢維持で常に使われている筋肉なのでもともと疲労が蓄積しやすい筋肉なのですが、不良姿勢でいることで安定を保つための多裂筋にかかるストレスがさらに増し腰痛が起こりやすくなります。
多裂筋由来の腰痛になりやすい状況としては、「不良姿勢」と「長時間」が重なった時。姿勢を崩した状態でのデスクワークや立ち仕事、または中腰での作業などです。予防方法としては姿勢の改善とこまめなストレッチが有効です。
今回は多裂筋という筋肉を紹介しましたが、非特異性腰痛は筋・筋膜以外にも椎間板や関節、そして心因性など原因がたくさんあります。もちろん筋・筋膜性腰痛の原因となる筋肉もたくさんあります。
そして痛みの原因は一つだけでなく複合的なものがほとんどです。
当院ではあらゆる可能性を踏まえ、詳しく検査・問診をしていき根本的改善を目指しています。諦めていた慢性腰痛も姿勢と生活習慣を改善することで緩和していく方も多くいらっしゃいます。
腰痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください(^^)/
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